アメリカ在住の薬剤師として薬・社会のこと、一人の女性として日常生活のこと等書いていきたいと思う


by 8kin
「Procrastinator」と言われて何のことかわからず、辞書を引いたのは渡米間も無い頃。
これって、ズバリ私よね、と思う。

ホント〆切りが無いと何も終わらない。 

多分アメリカで育ってたら、高校卒業するまで20年以上かかってたんじゃないか、と本気で思う。

ここに書く事で、自分で自分に〆切りを、と。
4月中にEndocrine関係終わらせること! 

Tales of mere existance procrastination
http://www.youtube.com/watch?v=eHhDRL8KXpw
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# by 8kin | 2007-03-19 14:59 | PharmD

もうすぐ薬剤師1年目

最初は続くか不安だったけれど、あっと言う間で、もう1年。

 何が何でも最低1年は絶対続ける!という意気込みで始めたけれど、その1年が過ぎようとしているだなんて!!早っ! 最初の頃は仕事から家に帰っても、客の質問を本やインターネットで探したり、確認したりで、寝ても起きても他の事をする精神的余裕がなかったもんな~。 辛かった、、、。

この1年はがむしゃらで毎日の日常業務をこなすだけで精一杯だったけれど、少し精神的・時間的余裕も出てきたし、2007年中にUWのクラスを取り終えて、2008年は薬剤業務以外の仕事にもチャレンジしたいな~~。 
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# by 8kin | 2007-03-19 14:16 | 仕事
偽の処方箋で麻薬類(Norcotics:Oxycontinなど)を入手するのは犯罪で2年服役(だったかな?:ワシントン州の場合)になります。 この不法入手した麻薬を第三者に売った場合はもっと刑が重くなり、売る相手が未成年の場合はさらに刑が重くなるらしいです。
 こういうのも薬剤師になる時の薬事法テスト(MPJE)に出てたんですけど、実際こんな事が起こるとは。

夜8時。閉店1時間前で、病院からの電話・Faxも途絶えだした頃、偽処方箋が来たんです。その処方箋を持って来た男がなんか胡散臭いと感じた補助の男性(John)が、ドクターに電話かけて確かめた方がいいというので面倒くさいな、と思いながら電話したら、そんな患者知らないので911に電話して欲しい、と頼まれてしまいました。 嘘~。

 「薬まだなの?」と聞いてくる犯人?に心中ドキドキしながら、、こればっかりは接客業はEyeContactが大事とか言ってる場合じゃないでしょ、と眼をそらして「先に2人いるから、もう少し待ってね」と忙しそうにしてるフリして言って、911に電話。

緊張しました。911に電話するの3回目、、、(泣)でしたけど。 
そして、きちんと筋道立てて、英語で911に言えるだろうか、と英語の心配なんかしてたら、犯人像がすっぽり頭から抜けてました!!!なんてバカ! 「ああああ、、、、えと、、 服ね、、、ジャージっぽくて、色は、、、、えと、、、灰色だったかな?紺だったかな??(全然違うよ!)あ、そうそう野球帽かぶってて、、、(もう自滅) 」 
オペレーターのお姉さんは、向こう側で既に人をこっちに送り込んでる様子で、なんと3分もたないうちに「じゃ、警官が薬局に入ったのでこの電話切りますね」。切った瞬間、窓口に警察官のお兄さんが立ってました。 すご、早。 でも、そんな格好(警察服)してたら犯人にわかるだろ。 こっちは、外に聞こえないように、と薬局の棚の隅からしゃがみこんで電話してたって言うのに。 
 犯人、逃げたんでしょうね。戻ってきませんでした。当たり前か。
 
 で、事情聴取。
 「これから(犯人の可能性のある)数人の写真を見せるから、識別できるかな?」と言われた段階で、私、刑事ドラマの中の事件解決に協力するヒロイン?になったような感覚に襲われてしまいましたが、それも一瞬。写真は怖い顔がずらりと並んでて、全然覚えてない、、、、ごめんなさい、、全然協力できませんでした。

 その一方で、サービス精神旺盛なJohnは警官相手に喋りまくり、警官はメモをとり、そして私に向かって、そっけなく「これ書いといて」と。 
 それはPoliceReportで、書き出しがすでに警官の手で、こんな感じで書かれてました。
「x月x日x時頃、Johnから処方箋が怪しいと言われたので、私は、、、、」
ってEssayかい???? 今更、英作文なんてできないよ~と泣きそうになりながら、なんとか規定の一ページ書き終えました。 

その間に来たお客さんに「何あったの?外パトカー6台も停まってるわよ。」と言われ改めて驚きました。 
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ちなみに、処方箋はOxycontin40Mg120錠。
保険無しで6~700ドル程で、これがStreet価格になると、その10倍と言われてます。

http://headaches.about.com/cs/druginfo/a/oxy_saga.htm
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# by 8kin | 2007-03-01 15:11 | おくすり

SuperBall後、記憶無し

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吐き方、忘れてました。
最近飲んでないので。
で、失敗。

夫よ、
ごめんね。で、ありがとう


SuperBallのHalf Time Show
でのプリンス    >>>
10ん年前と全然変わってなくて
ビックリ。 
      
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# by 8kin | 2007-02-06 14:20 | Seattle/Bellevue生活

治験Protocolの作成練習

4週目の宿題は、担当プロダクトのIND(Investigational New Drug)用のProtocol(Clinical Investigational Plan)作成。 臨床試験に入る前にFDAに申請する書類の一部です。

そんな、、、、、。

週一日3時間のクラスは、現場で働く人の話を聞くといったのんびりした雰囲気なのに、毎週提出のある宿題は、グループワークとは言え、この講習内容でこの宿題はないでしょ、という難しさ。 
クラスで全く習ってませんけど!

本当に勉強したかったらクラスなんて取らなくても、自分でインターネットで勉強できるんですね、と毎週実感させられてます。 それがわかっただけでも、このクラス取ってよかったかな。

この辺になると、グループワークへの貢献度が高い人と全く無い人が別れてきます。インストラクターは、「宿題は、皆さん、学生でない(大人な)ので、したい人がしてOK。 強制はしません。」との事。 お金払って授業受けて、この宿題を通して色々な書類・サイトに目を通す機会を作るか作らないかは個人次第ということらしい。


<アメリカの治験参考サイト>
http://clinicaltrials.gov/
NIHのNational Library of Medicineのデータベース
どの薬剤がどんな臨床試験をしたか・Protocolの概要まで検索できます

http://www.centerwatch.com/
治験参加を希望する患者や治験先を探している企業などに対し全米で進行中の治験実施設一覧、施設のプロファイル・治験実施経験など幅広い情報を提供。
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# by 8kin | 2006-10-27 16:19 | BioMed. Regulatory  
Exubera」がFDA承認されたのは、今年初め1月27日。 
製造やら色々あるだろうから店頭に来るのは5月頃か、と思ってたら、先ず店に一冊のCD付マニュアルが届き、その後トレーニングセットを送りますという連絡があり、実際Video(CDにして欲しかった)・吸入器・ブリスターの一セットが各薬剤師に送られて来た。d0085087_1241829.jpg
吸入器は使用していない時には眼鏡ケースより一回り大きい位の大きさであるが、実際使用する時には、底のバンドを引っ張り下げて、右下のような長さ30cm程の筒状になる。 

吸入の仕方は、
1)インスリンパウダーの入っているブリスターを中間部の差込口に入れ、
2)青いハンドルを握る事でプレッシャーを与えてブリスターに穴を開け、
3)ハンドルと反対側の黒いボタンを押してインスリンを霧状にして透明筒の中に放出し、
4)吸入~
という事になる。

その後、本物!の薬、装置も届き、数ヶ月経つが、棚に置かれたままで処方箋が未だ来ていない。 かなりニュースにもなったと言うのに!

吸入という画期的な新剤型であり、それまで要冷蔵で液状でしかなかったモノをパウダー(室温保存です)にしたという事は科学的な貢献としては大きいのだろうが、個人の治療レベルで考えると、「今更」という感じなのだろうか、、、。 

この薬剤は専用装置で使用である。 
全装置は一年毎に交換であるし、ReleaseUnit(Filter)と呼ばれる中央の部分は2週間に一度交換という事になっている。 マウスピース、透明な筒状の部分のお手入れもある。 これらの手間を考えると、既に一回の投与量が入っていて、使い捨ての注射(Pre-filled Insulin Pen)の方が使い易いのだろうか。

保険は効くらしいが、一番高いNon-Formulary値段の可能性が一番高い。 (処方した事が無いので普通幾ら、というのが判らないが、、) 保険無しだと、最初のキットが180ドル程で、その後の毎月の薬剤も同様、部品(Release Unit)交換で月10ドル程。

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この吸入は短時間型インスリンの代用となるものであるので、I型や長時間型インスリンを使用している患者にしてみたら、注射の頻度は減るだろうが、これによって注射自体が無くなる事はない。 なので、そういう既存の患者にしてみたら、Co-Payも高くなるし、とあまり魅力を感じないのかもしれない。
しかし、経口剤で糖尿がコントロールできず、これからインスリン治療を開始するという新患者にとってみると、注射よりもまずはこの吸入剤、という方が取り掛かり易いのではないだろうか。そして、この吸入剤の登場によって、治療の選択肢ができたという事は糖尿病治療にとって非常に有意義な事なのではないか、と思う。 

Exuberaホームページ
http://www.exubera.com
NEKTAR会社概要:(申請・販売はPfizerですけど、モノはこの会社から、、)
http://www.nektar.com/wt/home/index 
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# by 8kin | 2006-10-26 14:07 | おくすり
夜6-9時でクラス出席。

クラスは毎回スピーカーが招待されているのであるが、今日のスピーカーは弁護士の男性であった。 最初、彼が何故このトピック「The Role of the IRB(Internal Review Board:治験審査委員会)」で招待されたのか良くわからなかった。

彼の所属するWestern Institution Review Board(企業名、、私は政府団体かな?と思っていた)は、治験が始まる施設においてIRBメンバーの一員・顧問として全ての書類が法的に問題無く作成されているか、また倫理的にこの治験に問題が無いかのアドバイス・サービスを提供する。 コンサルタント業務である。 

日本でも治験審査委員会には院外メンバーとして弁護士の方が出席することは知っていたが、それ専門の弁護士団体(企業)が存在するとは初耳であった。

 IRBで作成される書類は、FDA、NIH、ICH全ての基準を満たす内容でなければいけないし、FDAの査察や法的文書として耐えられる物でないといけないので、こういうコンサルタント業務の必要性も理解できる。 しかし一番大きいのはインフォームドコンセント作成なのではないだろうか。 
 
インフォームドコンセントは被治験者の権利を守るもの、という程の認識であったが、施設が雇った法律のプロが作成する抜け目のない、施設と被治験者の契約書であり、それは訴訟の多いアメリカでは、後々訴えられたり問題にならないよう自分達施設の身を守る為なのだ、という新しい認識を植えつけられた。

Western Institutional Review Board
http://www.wirb.com/
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# by 8kin | 2006-10-25 16:13 | BioMed. Regulatory  
アメリカでは加入している保険により処方箋の個人負担の値段が違ってくる。
 例えば同じ降圧剤30錠でも、保険で全てカバーされている人もいれば、Co-Pay(個人負担)が$5.00、または$20.00の人もいる。 また、保険によっては個人負担は20%等と割合で計算される事も少なくない。 そして、薬によっては保険でカバーされない薬もある。

一般に、保険会社はFormularyと呼ばれる薬のリスト・冊子があり(保険会社に電話すると貰えます)、疾患・グループ別に薬を3段階に分けている所が多い。 保険のカード上の5/10/20という数字がGeneric/Brand/Brand_Non-Formulary の値段で、それぞれ$5/$10/$20という事である。 また全ての薬がこの最高額$20で収まるのではなく、このFormularyに入っていない薬は全くカバーされない。 そして、このFormularyの内容も年一度程の頻度で変更になる。

カバーされない薬で、患者さんが不満げな薬はViagra関係(カバーされても、一ヶ月に4錠とか)。 そして経口アレルギー剤、PPI剤である。 アレルギー関係ではClaritin(Loratadine)が、PPIではPrilosec(Omeprazole)がOTCに移行してから同グループの他製剤でも保険が効かなかったり、カバー率が下がったりしている。 保険会社としては、同じグループの薬がOTCであるのだから処方箋の薬を使わなくてもいいでしょ、という事らしい。 

でも、この薬じゃないと私ダメなんです!、という患者さんもいるので、もし保険会社がOKするならば、ドクターから保険会社に連絡をしてもらって、この患者さんは、これしかダメなので認めて欲しいという旨の「Prior Authorization」という手続きをする。

この「Prior Authorization」はこれ以外にも、高額な薬、安価な代替薬がある薬の場合に行われることが多い。 解り易く言うと、保険会社側から「ホントにその薬じゃないとダメなんですか?」という質問に対してドクターが「そうです。これ以外の薬はダメなんです!」という返事をする事で「仕方ないですね。じゃ、カバーしましょ。」 という手続き、、、だと、私は解釈しているのであるが。 薬によっては最後までカバーされないこともあるし、最初からカバーしません!と謳ってる薬もある。

「Prior Authorization」に必ずと言って良いほど引っかかるのが、Lamisil(経口水虫薬)である。 ちなみに保険無しだと、30錠30日分で400ドル近くする。
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# by 8kin | 2006-10-24 14:40 | おくすり
シアトルで見る今年最後の青空かもしれない、という秋晴れの日曜日、夫婦でサンドイッチ持参でドライブに出かけた。 

最終目的地は決めず、一応北に向かいましょう、という事でI-5を北上。 
神社のあるGraniteFallsからMountan Roop Hwy というハイキングコースが沢山ある場所に紅葉を見がてらドライブと思っていたけれど、GraniteFallsから主人のきまぐれで、今まで行ったことのない道を(南下)進むことしにした。

ローカルの人しか通らないせいか、すれ違う車も少なく、のんびりした牧場・農場が広がっている。 紅葉した平地の木々と、向こう側の高い山の常緑樹が綺麗なコントラストで、なんとも幸せな気分になる。 途中に見つけた湖が、これまた秋らしい静かなたたずまいで、水鳥などもいて、絵に描いたような秋の景色の中でサンドイッチを食べた。

d0085087_13185059.jpg ←これは、夏の写真なんでしょうが、、、

ちなみに進んだ道は:
GraniteFalls>>Menzel Lake Rd (途中Lake Roesiger)>>Wood Creek Rd.>>Monroe>>Route2>R203>>Duvall>>Ne124th>>NE Novelty Hill Rd>>Redmond
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# by 8kin | 2006-10-23 13:44 | Seattle/Bellevue生活

新しい事

今まで、言われるままに学校に行き、なんとなく大学に行き、成り行き上で就職し、と進んできたけれど、ここにきて、初めて自分から、「これ、したい!」というクラスを取ることにしました。

その名は、「BioMedical Regulatory affairs」。 
バイオテク・医薬品開発薬事関係のクラス、、、って所でしょうか。
9ヶ月間のCertificateコースで10月にスタートしたばかり。 

一応入るのに、Essay・履歴書提出等それなりに書類提出があったのですが、このコースに気付いた時には〆切り後で、駄目モトで電話し、その日に全て書類を仕上げ送付したら、あっさり入れました。 (選んで無いね!)

クラスは30人程。 皆社会人で20-50代まで様々。 製薬会社・バイオテク会社勤務は居るけれど、薬事関係所属の人はゼロで、多いのは研究者や、私のように転職できたらいいな、という人達。

週一で夜3時間。 
最初は、予習・宿題・復習もしっかりするわよ~!と意気込んでいたけれど、3週目の今は、少しキツクなって来ました。 

http://www.extension.washington.edu/ext/certificates/bio/bio_gen.asp
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# by 8kin | 2006-10-22 18:27 | BioMed. Regulatory